アイヌ文化

アイヌ文化とSDGs

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SDGs

貧困、紛争、気候変動、感染症。人類は、これまでになかったような数多くの課題に直面しています。

このままでは、人類が安定してこの世界で暮らし続けることができなくなると心配されています。

そんな危機感から、世界中のさまざまな立場の人々が話し合い、課題を整理し、解決方法を考え、

2030年までに達成すべき具体的な目標を立てました。

それが「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」です。

日本ユニセフ協会

持続可能とは、何かをし続けられる、ということです。

阿寒湖アイヌコタンのホームページからアイヌの精神性についての記述をご紹介します。

アイヌの精神性

私たちの祖先は、自然界の多くのそのものはカムイ(神/霊)の化身であり、神が人間の世界にやってきてさまざまな姿かたちをまとっているものと信じてきました。自然に依拠した生活は、自然界に対する深い畏敬の念へと昇華し、カムイへの敬意となって現れたのです。山、谷、海、火、風、動物、植物、道具や衣服でさえも、すべては一時的にアイヌモシリ(人間の静かなる大地)を訪れたカムイが姿を変えたものであり、自然と調和し共存すること以上に大切なことはないとの思想に基づいており、見事な工芸の技も、豊かな口承文化の伝統も、ユニークな芸術も、そして複雑な宗教観も、我々を取り巻く壮大な自然と緊密に結びついています。敬意と感謝の念こそ、アイヌの精神性の本質なのです。

阿寒湖アイヌコタン

また野生植物は、一度で取り尽くしてしまうようなことはせず、必ず「根」を残し、次の年の分を確保しながらの採取です。

持続可能な社会

地球の資源を惜しみなく使い発展してきた社会も限界にきています。
持続可能な社会。
それはただの行動目標ではなく、自然界に対する畏敬の念こそが必要なのではないか?と感じています。

ジビエ料理店では動物をお料理としてお出ししています。
ただの食材ではない、命を形を変えて提供している。という思いが年々強くなっております。
自然界に対する深い畏敬の念。
世界中がこの考えをもつならば持続可能な世界が現実となるに違いありません。

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コメント

  1. Great content! Keep up the good work!

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